京極歯科だより NO.10
2012-07-02
≪放射線は大丈夫なの?≫
いくら必要とはいえ、レントゲンといえばやはり「放射線」が気になりますよね。しかし、その点も歯科用レントゲンはとても安心です。1回の撮影で受ける放射線量は約0.02~0.04msv。これは胃のX線検査(3.3msv)のおよそ80分の1、胸部CT(9.1msv)のおよそ200分の1程度です。歯科用レントゲンは短期間に数千枚の撮影をしない限り、体に影響が及ぶことない非常に少ない放射線量ですので、どうぞ安心してくださいね。
(妊娠中でご心配な方は一言スタッフにお声掛けください)
≪口のなかは、とにかくわかりにくい!≫
怖くて謎の多いレントゲン。しかし、レントゲン撮影は歯科治療に絶対に必要です!なぜなら、お口にかかわる病気の多くは、目には見えないところで発生・進行しているからなんです。例えば、「まったく自覚症状がないのに、歯周病のせいで骨が溶けてしまっている。」
とてもよくある話なんですが、これが分かるのは、なんといってもレントゲン写真があるからこそ。なんと、レントゲンによって分かることは、百項目以上にも及ぶといわれています。さらに、お口の状態は驚くほど刻一刻とかわっていきます。数か月単位の変化は、もちろん、治療中などは、たった数日で大きく状態が変わることも。ですから、お口の状態を正確に把握するためには、どんなときでもレントゲン撮影は、絶対に欠かせないものなのです。