研究経緯の解説
当院:京極歯科の院長(久田 和明)は平成17年より刈谷市歯科医師会の事業で、事業所の地域保健の担当理事となり、以来企業の歯科健診事業の推進に熱心に取り組んできました。
また、A企業において特別な健診形態として、『歯の健康つくり教室』を平成19年より特定健診を見据えた事業展開をしております。この事業では、愛知学院大学歯学部口腔衛生学教室の協力とA企業の全面的な協力の下、健診データの有意義なる検証をすることができました。
この検証は歯科健診のデータと同一人の全身のデータ(身長・体重・血液検査結果・アセスメント結果・受診した医療費)を相互に検証することが可能となりました。この結果、歯科のデータ=つまりお口の健康が全身の状態(血圧、血糖値、メタボリックシンドローム、肥満、その他生活習慣)に深くかかわっていることが、立証されました。
従来より、当院:京極歯科では、お口の健康が体の健康の源であるという信念のもと、「歯を守ることは、全身の健康を守ることの最初の一歩である。」をスローガンに歯周病予防とメンテナンスにスタッフ一同で力を注いおります。
「刈谷歯科医師会 と 愛知学院大学歯学部口腔衛生学教室 との連携」
平成26年3月29日(土)午後6時より名古屋ガーデンパレスホテル内の日本料理店ーいな葉にて、愛知学院大学歯学部口腔衛生学教室の教授であられる島崎教授と刈谷歯科医師会役員一同による、懇親会・意見交換会を開催いたしました。
愛知学院大学には、かねてから刈谷市歯科医師会の検診事業のデータ解析、検証をお手伝いいただいており、この健診データの検証によって、お口の健康と全身とのかかわりが強く立証されています。
今後も、実際の歯科健診のデータより更なる検討を重ねることで、ますます歯と全身の健康作りに役立てていくことになると思われます。